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イオン ザ・ビッグエクストラ津河芸店で安いものを買い、197円弁当を食べる

ザ・ビッグエクストラ津河芸店
〒510-0305三重県津市河芸町中別保丸垣内100番
℡059-244-2300
(イオンスーパーセンター津河芸店をザ・ビッグエクストラへ)
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 2009年3月11日にソフトオープン。2年でザ・ビッグエクストラへ改装。
今はスーパーマーケットの部署から異動しているので減りましたが、かってはいろいろなところで店舗視察のレポートを見る機会がありました。表に出てこない報告書ですね。面白いのは現場で働いていた人でも企画部門とかに異動すると、ちょっと勉強して急に専門用語を使うようになる。また、誌・紙とかも会社で定期購読しているのでほぼ全紙に目を通す。そうなると必ずといっていいほど、業界誌・紙のような報告書を書いて怒られるんです。
「評論家・解説者みたいな報告なんか聞きたくない」
 いろいろな業態を持つ会社に勤めると、上司すべてが食品スーパーを熟知しているわけではない。そういう場所で朗々と専門用語を使い、業界誌的表現で演説すると「結局、何がしたいんだ」と叱られる。そういった経験を幾度と経験した結果、他人が専門用語を駆使していかにも的な能書き垂れていると嫌味の一つもいいたくなるのです([E:think])
昨今、お客様向けのニュースリリースでさえ専門用語を使う不届き者がいて、食彩賓館をイラつかせます。見なきゃいいのに見ている私が悪い([E:coldsweats01])
某社の「プロトタイプ」あるいは「居抜」など、「業態転換・業態変更」など一般人にわかるような説明せんかいっと静かに怒っております。
「お前のブログにも出てくるじゃないか」
ハイ。使ってます。私はいいの。対象がいないんだから。自分の覚書だから食彩賓館基準で使っているのっ。[E:bleah]

 という、いつものどうでも良い余談が長くなるのは、そう、食彩賓館の常連さんならすぐにわかる。ザ・ビッグに飽きてきたから([E:coldsweats01])
広島市周辺でザ・ビッグの繁盛店を見たときは「オオっ」と感心。さらに野洲店においては「グッド」と思ったのは事実。でも、低価格は何回も見ていると慣れてくる。
お客さん同士も「安いね~」とか言っているけど、食彩賓館はいつまでこの安さが続けられるのかという疑問もあるのです。ローコスト運営ができているとは思えない売場作りや応援者多数の現状を見ていると、無理は続かんだろうなあと思ってしまうのです。
「品揃え減らして管理しやすく、さらに売場作りも段ボール陳列やコンテナ積みなど運営コスト低減を実施している」とか言っても、自分で荷出しをしたことある人なら、どれだけ時間かけて売場陳列するかすぐわかる。大変なんです。

 まあ、そういった負の感想だけでなく、感心してしまうこともいろいろあります。
まずは、品揃えと価格。住関の季節商材や日配商品などを除くと、野洲の横展開がきちっとできている。もちろん以前の売場配置の関係から野洲とは違うレイアウトや売場作りになっていたり、手直しされている部分もあるが、基本的な部分はほぼ同じ。
イオンリテール社内の風通しが今年2月の組織変更の成果なのかどうかは不明だが、縦組織だけでなく、カンパニー支社・事業部間の調整もうまくいっているように感じます。(実際はそうではないのかも知れませんが、第三者としての印象です)
もしかするとマックスバリュ中部社との調整(“ザ・ビッグ”ブラント間)もきっちり実行できているのかも知れない。
なんにしても3社ブランド一本化(ジャスコ・イオンマルシェ・サティ)のために実施したいろいろな組織改革の成果かな? と業界オンチな食彩賓館は感じています。

 ところで、そんな食彩賓館が一番、気になるのはどこまでがイオンリテール商品本部がメーカー商談して決めた売価で、どこからがカンパニー・事業部バイヤーが決めた商品なのかということ。大手の商談はメーカーと直接交渉して価格を決めます。グロサリーは商品本部が決めて、日配商品や生鮮はカンパニー支社・事業部が担当なんて単純な割り切り方ではないと思うし、この辺りの調整は大変だろうなあ。基本構想だけ本部が決めて、細部の商談をすべて事業部単位で実施しているとも思えないし。
 たまたま、当日、大阪方面遠征予定だったのを、朝寝坊と渋滞で諦めて、急遽、ザ・ビッグエクストラ津河芸店訪問となったので、事前の下調べができていないこともあり、買物を楽しむというよりは、そんなどうでも良いことを考えながらボーと売場を見ていました。
そしたら旧知の取引先の方が応援に来ていた。食彩賓館に気づいて、私の方に歩いてきたので、慌てて無言で手で制して押しとどめた([E:coldsweats01])。そんなことは後で確認しゃあいいなと思い直し、買物を楽しむことに。
そういえば、価格がだんだん安くなってくるような気がするが。こりゃ、同じザ・ビッグを運営するマックスバリュ中部社も大変だなあ。
●購入商品
・「197円弁当」を食べてみた。すでにtwitterでつぶやいているので割愛。お腹を満たすには十分。たまたまなのかどうかご飯の味が割と良かった。最近、コンビニ弁当をたまに食べるようになったからなあ。こういった味に慣れてしまったのかも知れない。※注意: 「良かった」は「美味しかった」という意味ではない(笑)
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・1ケタの価格の商品が2品。茹で麺は14円。レタスはtwitterでつぶやいた通り37円。豚肉はアメリカ産ながらロースが67円/100g。たまご・割子麺が67円。ベストプライスのコーヒー粉は298円など特売多数。
・ヘアムースはトップバリュ398円。服は397円。
↓ 岐阜と静岡の限定WAONを販売していた。富士宮焼きそばWAON購入。
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●スーパーセンターとザ・ビッグの価格差の証拠写真。購入したシャツの値札をめくったら1円高いスーパーセンター価格が出てきた。↓
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資料
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●食彩賓館的印象
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
(4ツ★にしても良い位)
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★★☆☆ 
売場作り ★★★☆☆
品質・衛生管理★★★☆☆
価格(当日)★★★★★
サービス  ★★★☆☆
リピート  ★★★★☆
視察向け ★★★☆☆
繁盛感   ★★★★☆
上記の★☆の説明はこちら

●イオン スーパーセンター津河芸店時代の資料
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・2009/03/24イオンSuC津河芸店
 ↑ チラシの一部やフロアレイアウトもあるので比べてみてください01
・今回のり改装は反省が足りなかったということでしょうか
 ↓(2009年当時の看板)
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●ザ・ビッグに関する記事

・2010/08/19ザ・ビッグ神辺店(広島県福山市) 
・2010/09/01ザ・ビッグエクスプレス荒子店(愛知県)
2010/11/17グローバル名称になったザ・ビッグ花ノ木店
2011/01/31イオン ザ・ビッグエクストラ野洲店(滋賀県)
2011/02/25ザ・ビッグ野洲店再訪、魚忠ママセンター
2011/03/30ザ・ビッグエクスプレス鈴鹿ユーズ店(三重県)

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